AFFORDANCE

佐藤博行

作品解説

こどもだった自分と、おとなになっていく自分。

こどもだった自分を懐かしむ今の自分は、
次は親になることを意識する存在なのだと気づきました。
いつしか自覚する成長は、喜びと同時に、
こどもに戻ることのできない悲しさも秘めています。

成長には物語があります。

物語というものが、フレームで切り取ることによって描き出されるのか。
物語そのものが、フレームで切り取る意味を提供しているのか。

これはそんなフレームの形と、人が成長することをカタチにしたアニメーションです。

作者プロフィール

1987年3月6日生 東京で生まれ、千葉の小中学校で育ち、茨城の高校を卒業。
日本大学理工学部物理学科に入学。
そこで様々な方程式や実験に取り組むこともなく、Dr.スランプにはまり絵の道をめざす。
幼少期にすり込まれたジブリによってアニメーションの道へころがる。
御茶の水美術学院を経て、東京造形大学アニメーション専攻入学。

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