田舎から夢を持って飛び出してきた小さなジャガイモ娘。都会での一人暮らしという楽しく、少しだけ孤独な毎日を、ころころと転がるように生きていく。
時に挫けてへこたれそうになっても、彼女の日々は季節と共にめぐっていく。大学生ならきっと皆の心の中に住んでいる、素朴な「ジャガイモ娘」の生活を、PV作品としてアニメーション化した。
初めての歌詞制作に加え、歌も自分の声を使ったので、なかなか思うとおりにならずに四苦八苦しつつも、今までで一番「自分らしい」作品として仕上げることができたと思う。私も「ジャガイモ娘」と同じく、田舎の地から夢を持ってここまでやってきた。
この作品を観てくれた人が、田舎から上京してきた時の気持ちや、大学生として過ごした日々を思い出し、懐かしんでくれたら嬉しいです。
1990年3月、長野の地にて生まれた「ジャガイモ娘」。無類の猫好き。ゲームの仕事に憧れ、映像分野を広く学べる造形大学のアニメーション専攻に魅力を感じ、進学を決意。現在は八王子にて一人暮らししている。ジャガイモ娘の歌詞の通り、時に芽が出て腐りそうになることもあるが、転がりつつもこの街で生きていこうと奮闘中。